OPTCOM 2013年7月号

ホーム > OPTCOM > バックナンバー 2013年 > OPTCOM 2013年7月号

在庫に関してはお問い合わせください。

【特集1】:Interop、IMCに見る、情報伝送インフラの潮流

近年の通信トラフィック急増を受けて、テレコム及びデータコムの大容量・広帯域化が一段と加速している。テレコムにおいては、高機能モバイルが牽引する通信トラフィックの激増から100Gの光伝送システムの導入が既に始まっており、データコムにおいても、国内ファイナンスや前政権時に凍結されていた官公庁および地方自治体案件の復活や、災害時を想定した強靭なネットワーク構築も期待されている。
また、放送技術と通信技術の連携も具体的になってきた。放送と通信は、長年培われてきた業界のカルチャーが違うので、同じ用途のソリューションでも技術のベースがどちらにあるかで製品の特徴が変わってくる。そうした違いを比べることで、自分達のカルチャーでは気付かなかった新たな発見があるかもしれない。
今回の特集では、6月12日~14日(カンファレンスは11~14日)に幕張メッセで開催される「Interop Tokyo2013、そして「IMC Tokyo 2013」の出展品の中から、こうしたインフラの構築に役立つ製品をピックアップし、無線と有線、放送と通信が混在する現状のトレンドを整理する。

【特別寄稿】:プライベートデータコム・メディアコンバータ市場予測
By Stephen Montgomery,ElectroniCast Consultants

ElectroniCastは毎年、データコムネットワークで用いられるメディアコンバータのグローバル消費市場予測を発表している。この調査で認定されているメディアコンバータは、既設のLAN、MAN、SANおよび他の非公共的データ通信ネットワークで消費されるものとしている。
LANの問題、データ速度(Mbps/Gbps)、距離、セキュリティ問題などが既設ネットワークのアップグレード要求を後押ししている。メディアコンバータは、通信ネットワークで使用して、媒体間の信号伝送の変更、銅線と光ファイバのような他の伝送媒体での信号の変更を行う。メディアコンバータは、異なる通信伝送媒体、例えば銅線から光ファイバ(その逆)、MMFとSMF、SMFとSMFを接続する。
LANの伝送を複数地点に拡張する際、メディアコンバータは複数LANsを接続して一定の範囲で1つの大規模キャンパスネットワークを構築するのに役立つ。プレミスネットワークは銅線ベースが主流であるので、メディアコンバータは850nmオプティクスでMMFを介してLANを拡張する、あるいは距離が長い場合には、1310nm、1550nmオプティクスを使いSMFで拡張する。
メディアコンバータのタイプは、小型(マイクロ)スタンドアロンの機器から、NICs/ペリフェラルコンポーネントインタコネクト/シャーシスロットカード、高密度ポート(一般に装置あたり6-12、それ以上のポート)のラックマウント製品まである(注:この市場予測では、空きシェルシャーシ/ラックはカウントしていない)。
この市場調査でカバーしているメディアコンバータは、比較的新しい100Mbps、ギガビットEthernet(GbE)、10G、ATM装置と、10BASE-T、100BASE-Tあるいはこれらの混在など、既存ネットワークとの接続に用いられることが多い。またペアで用いて光ファイバセグメントを銅線ネットワークに挿入し、配線の延長やEMI対策とする用途もある。
プライベートデータ通信ネットワークの定義。購入決定とネットワークインフラストラクチャの制御が1つの組織もしくは産業グループによるもの。公共のためにデータ伝送サービスを提供する目的で通信管理者あるいは承認されたプライベート運用機関が設置して管理するネットワークとは対照的。多様なプライベートデータコムネットワークの例。

※ 定期購読お申し込み後の購読契約は自動継続となります。 ※ 海外からのご注文は別途、為替手数料がかかります。

FAX送信にてお申し込みをされる方はこちらのPDFファイルを印刷してご利用ください。 ※Adobeアクロバットリーダーがインストールされている必要があります。
ITEM NAME OPTCOM 2013年7月号
ITEM CODE OPT201307-f~OPT201307-m
PRICE 1,395~16,744 円(税込)
ご好評につき、売り切れました。

商品詳細

【特集1】:Interop、IMCに見る、情報伝送インフラの潮流

【特別寄稿】:プライベートデータコム・メディアコンバータ市場予測



この商品を見た人はこんな商品も見ています

OPTCOM 2013年3月号

OPTCOM 2013年3月号

Price : 1,395~16,744 円
OPTCOM 2013年3月号の詳細へ

OPTCOM 2012年9月号

OPTCOM 2012年9月号

Price : 1,395~16,744 円
OPTCOM 2012年9月号の詳細へ

OPTCOM 2012年8月号

OPTCOM 2012年8月号

Price : 1,395~16,744 円
OPTCOM 2012年8月号の詳細へ

OPTCOM 2012年6月号

OPTCOM 2012年6月号

Price : 1,395~16,744 円
OPTCOM 2012年6月号の詳細へ

OPTCOM 2012年1月号

OPTCOM 2012年1月号

Price : 1,395~16,744 円
OPTCOM 2012年1月号の詳細へ