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【特集Part1】アンケート調査2012
明るい2012年を予測する回答が多数派
OPTCOM編集部は昨年11月、光通信関連企業から120社を抽出し、市場動向を探るアンケート調査を行った。その結果、2011年の光通信全体の景気を「落ち込んだ」と見る回答者が、前年の10%以下から今回は全体の1/4(25%)に増加したことが分かった。
前年の調査との比較では、2011年の市場を横ばいと見ている回答者は3割程度でほとんど変わっていないが、市場が成長したと見ている回答者は前年の62%から26%に激減した。前回の調査で、光通信市場に好況感が戻ったかに見えたが、この1年で一転して2009年に近い市場認識に逆戻りした感がある。また、前年の調査では、半数を超える回答者が2011年「好景気」を予測していたが、その予測に反して2011年の市場は、悪化の方に大きく振れた。その原因の一斑は、2011年3月に東関東を襲った地震・ツナミ・原発停止と、タイの工業団体を10月に襲った洪水にあることはすでに知られている。タイは、海外ではあるが世界の光コンポーネントベンダの生産拠点の1つとなっている。
2011年、日本とタイに生産拠点の一部を置く企業は、大きな生産制限要因に直面した。企業によっては、3月の災害に合わせてダブルパンチを受けたところもある。2011年が単なる不運な年だったと言えるようになるかどうか、回答者の期待と予測を見てみよう。
【特集Part2】IPカメラ網や交通、FA分野で活躍するネットワーク機器
メディアコンバータやスイッチ、モデムの市場が広がりを見せている。従来は、通信キャリア向け、自治体向け、オフィスネットワーク向けが中心だったこれらの機器も、IPカメラ網、交通、ファクトリーオートメーション(FA)分野で使われるケースが増えてきた。
屋外や工場での利用ということで、優れた温度耐性、またPoE給電機能を備えた製品が求められている。
今回の特集では、IPカメラ網、交通、FA分野向けに機器を提案している企業から、市場動向や注力製品の話を聞いた。
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ITEM NAME | OPTCOM 2012年1月号 |
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ITEM CODE | OPT201201-f~OPT201201-m |
PRICE | 1,395~16,744 円(税込) |