OPTCOM 2011年1月号

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【特集Part1】アンケート調査2011

製品群の強化・改善により売上増に期待

OPTCOM編集部は昨年12月、光通信関連企業から120社を抽出し、市場動向を探るアンケート調査を行った。その結果、2010年の光通信全体の景気を「落ち込んだ」と見る回答者が僅少であることが分かった。約6割は市場が成長したと見ており、約3割の回答者は横ばいと見ている。前回の調査では、「景気悪化」と促える回答者が過半を占めていたので、光通信市場はこの1年で大きく改善したと認識されていることが分かる。また、前年の調査では、約1/4の回答者が「景気悪化」を予測していたが、2010年の市場は、その恐れを払拭して成長したことになる。



【特集Part2】POFコンファランス

ホームネットワークDIY技術開発に多くの論文

第19回プラスチック光ファイバ国際会議(International Conference on Plastic Optical Fibres)が2010年10月19~21日、慶応義塾大学日吉キャンパスで開催された。参加登録者は、前回(100)を大幅に上回り321名、論文発表件数は87件(プレナリ1、招待講演15、一般講演38、ポスターセッション33)(前回86件)、展示15件、参加国は21カ国(前回20)だった。
伝送媒体としてのPOFは、ヨーロッパの自動車産業では成功していると言えるが、それ以外の市場には相対的に浸透が浅く、存在技術の牙城を突き崩すところまで来ていない。言うまでもないことだが、世界的にブロードバンドが拡大する市場環境では、今後ホームネットワーキングがPOFの最大市場になりうる。数ある競合技術と争って、POFはこの市場で勝利を収めることができるかどうか。そのためには何が必要か。2010POFコンファランスでは、一部のアカデミックな研究成果を別にすれば、このような市場環境を背景にPOF陣営はホームネットワーキングに照準を絞ってきたように見えた。ビジネスを中心に据えて考える企業は、10G、40Gではなく、1Gを議論するようになっている。1GをDIY技術として「手頃な価格」で提供することがPOFの競争優位性になる、と考えているようだ。

下記、1点についてもレポートした。
●パッシブ&アクティブデバイスと展示



【特集Part3】メディアコンバータ市場の変化

メディアコンバータの市場が順調に推移しているようだ。メディアコンバータの需要は、通信キャリア向け、オフィスネットワーク向けだけではなく、データセンタやネットワークカメラ網、ファクトリーオートメーション分野と、用途の広がりを見せている。
製品開発の流れを見てみると、メディアコンバータの機能をスイッチに集約する流れがある一方で、メディアコンバータ自体の高性能化を進めるメーカーもある。通信トラフィック増大への対応や、用途別の機能付加などの結果、メディアコンバータというカテゴリに入れるべきか考えてしまうほどの高性能な製品も登場してきた。今回の特集では、メディアコンバータを扱う各企業から話を聞き、同市場の現状と今後の展望を探った。




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ITEM NAME OPTCOM 2011年1月号
ITEM CODE OPT201101-f~OPT201101-m
PRICE 1,395~16,744 円(税込)
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商品詳細

【特集Part1】:アンケート調査2011

【特集Part2】:POFコンファランス

【特集Part3】:メディアコンバータ市場の変化



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