OPTCOM 2009年2月号
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【特集1】 FOE2009レビュー
光通信システム、デバイス、NGN機器が一堂に集まる国際専門展「ファイバーオプティクスEXPO」(FOE2009)が、1月21日(水)〜23日(金)に東京ビッグサイトで開催。会場には200社以上の出展と100点以上の新製品が展示、多くの注目を集めた。
世界同時不況の影響を受け、昨年秋以降ほとんどの展示会で来場者が激減しているなか、今回のFOEも同様に「来場者が激減するのではないか」という不安の声が業界関係者からも上がっていた。しかし蓋を開けてみると、来場者数は15,499人と昨年比17%増。大方の予想を裏切った形となった。その要因として、新たに「無線アクセス ネットワーク2009」「構内、光ネットワークソリューションゾーン」など既存分野に留まらず、成長市場をいち早く取り込んだ新たな価値を作り出したことが挙げられる。
この結果に、出展企業やセミナー講師などから「この時期に来場者が増えるとは信じられない」「盛況な会場の様子に驚くと同時に主催者の努力に感銘を受けた」といった声が上がった。
基調講演では「次世代ネットワーク時代に向けた将来ビジョン」をテーマに、日本電信電話代表取締役副社長の宇治則孝氏と富士通研究所 代表取締役社長の村野和雄氏によるスピーチが行われた。両氏は、映像配信の重要性や、情報通信の活用による環境問題の軽減を強調した。
専門技術セミナーでは、キャリア数社が通信サービスの展望を説明。また、基幹系、メトロ系、アクセス系、次世代光インターコネクション、無線といったインフラ整備の現状や今後の展望、標準化の動向が解説された。
本誌では、「セミナー会場」と「展示会場」の項目に分けてレポートした。
【特集2】不透明な時代を乗り切る光コネクタビジネスの現状と展望
テレコム系の市場では、今のところ世界同時リセッションの影響をそれ程受けていないということもあってか、極端に光コネクタの需要や価格に打撃を及ぼしてはいない。また、テレコム以外の分野でも光化の動きが進んでいることも明らかだ。中でもWiMAXやLTEなどの次世代無線通信の基地局間をつなぐネットワークや、HD化が始まり、さらなる広帯域が求められる映像系に対する期待が高いと感じられる。
先日行われたFOE2009では、こうした新たな市場を開拓すべく、防止・防塵コネクタの展示も多く見られた。ハイスペック化やモジュール化などにより付加機能をもたせている等、各社工夫を凝らしている。
ここでは、テレコム系の光コネクタベンダを中心に、市場の現況と不透明な先行きに向けての取り組みについて聞いてみた。
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| ITEM NAME | OPTCOM 2009年2月号 |
|---|---|
| ITEM CODE | OPT200902-f～OPT200902-m |
| PRICE | 1,395～16,744 円（税込） |
商品詳細
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