OPTCOM 2012年4月号
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【特集Part1】FOE2012セミナーインタビュー
FOE-K 基調講演
光ブロードバンドアクセス網の普及が拡大中!主要キャリア、ベンダーが進めるサービス展開の最新状況
今回は、国内と海外の通信キャリア、それに装置メーカーを加え3つの講演が用意されている。
国内のキャリアでは、NTTに対する要望が強く、それに応えてNTT東日本のネットワーク事業推進本部長、山村雅之氏に今後のネットワーク事業について語ってもらう。
コースリーダーの吉村氏は、「聴衆の最大の関心事はNTT東日本が震災復興をどう考えているかであろう」と話す。講演依頼もそうした内容に触れてもらえるように伝えたいということで、震災復興の現状、災害に強いネットワークをどのように構築するかなどが話の中心になるものと思われる。
海外のキャリアは、今回はインドの国営オペレータ、BSNLからRakesh K. Upadhyay氏を招き、インド野FTTH事情について語ってもらう。
装置メーカーからは富士通の佐野氏が、富士通が最近力を入れているICTビジネスについて講演する。
FOE-1～FOE-12までレポートした。
【特集Part2】加速する100Gの潮流
毎年、OFC/NFOEC前になると光通信関連のデバイス/モジュールベンダが自社の開発成果を発表するが、今年の衝撃的なリリースは、シリコンフォトニクスの開発に取り組んでいるKoturaの4×25G 100Gオプティカルエンジンだろう。このオプティカルエンジンの供給を受けたOEMsは、次の世代のCFP2パッケージよりもさらに小さなQSFPパッケージで100G光トランシーバを製品化することができる。
100Gトレンドで、もう1つの目立った動きは、モジュールベンダが100Gのローコスト化に取り組んでいることだ。昨年夏頃に、10×10G MSAの100G CFPトランシーバ価格が<$5Kと発表したが、4×25G MSAのモジュールは、このレベルは遠く及ばない。あるベンダは、顧客から10,000ドルを切るように求められているが、もう少し先だと言う。
Kaiamは、10×10G MSA 100GトランシーバをOFCでデモンストレーションすると発表しているモジュールベンダだが、独自の光アライメント技術で低価格を実現したと説明。
ライン側のトランスポンダでも、ローコスト化を追求する流れが出てきており、オクラロの主張は「メトロはODBでよい」という考え。コヒレントディテクションDP-QPSK変調方式とするには、デジタル信号処理用のDSPを自社開発するか、NELから購入するか、現状では選択肢はこの2つしかない。NELのコメントでは、すでにDSFを開発しているとするシステムベンダからも同社のDSP-LSIに問い合わせが来ると言う。
これは、DSPの開発が簡単ではなく、まだ製品が成熟するに至っていないことを示している。「600km程度のメトロ市場ならODBでよい」というオクラロの提案は、当座は「正解」と言えるかも知れない。
下記、4つについてもレポートした。
・100G OTNにフォーカスするチップベンダ
・ザイリンクス、業界初のディアル 100Gギアボックス ソリューション
・NELが低消費電力100G用DSP-LSIの製造・販売開始
・シスコ、再生なしで100G 3000km伝送実証
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| ITEM NAME | OPTCOM 2012年4月号 |
|---|---|
| ITEM CODE | OPT201204-f～OPT201204-m |
| PRICE | 1,395～16,744 円（税込） |
商品詳細
