在庫に関してはお問い合せください。
【特集1】様々なソリューションによるホームネットワークの可能性
NHKの調査によると、2007年8月末現在で地上デジタル放送の受信機(チューナー内蔵テレビ、専用受信機、CATV用STB含む)の普及数は約 2428万台(速報値)であるそうだ。日本の総世帯数が約5000万世帯なので、約2世帯に1台は地上デジタル放送が視聴できる環境がある計算になる。ワンセグ放送を含めるとさらに増えるだろう。
TVを中心とした家庭内の電化製品をネットワークで繋ごうというという動きは以前からあるが、FTTHの普及により今後はさらに加速すると思われる。
今回は、メタル、PLC、ワイヤレス、POFのソリューションからホームネットワーク(HN)の可能性を探ってみた。それぞれに一長一短があり、ここで一つに絞ることはできない。最終的にはユーザの選択に委ねられる。
また、今回はHNを実現させるソフトウェアメーカーや家を建てる段階でHNの準備を行う住宅メーカの取り組みについても取り上げる。
【特集2】第11回ネットワーク工事機材展プレビュー
今年で第11回目を迎えるネットワーク工事機材展は、サンシャインシティに会場を移して、新たなスタートを切る。毎年徐々に増え続けてきた出展者数が、昨年はいよいよ収容不可能なほどに膨れ上がり、出展申込を途中で締め切るという事態になったからだ。しかも、出展社数ベースでは微増にとどまっているものの、会場が広くなったこともあるが、コマ数ベースでは大幅に増加している。
他方で、出展会社に話を聞いてみると、単純に景気がよくなったという話でもなさそうだ。確かに、CAT6や光ケーブルをはじめとして、データセンタ需要の伸びは堅調との声が多く聞かれた。しかしながら、主要各社を見てみると単純なスペック競争を挑むような製品はさすがに見られなくなった。顧客のニーズにしっかりとフォーカスして提案していくというタイプのソリューションが揃っているという印象が強い。
製品カテゴリ別では、今年も主流を占めるUTPに対して、光ケーブル関連製品や無線、PLCといったニッチを狙う代替ソリューションがみられる。
※ 定期購読お申し込み後の購読契約は自動継続となります。
※ 海外からのご注文は別途、為替手数料がかかります。
ITEM NAME | OPTCOM 2007年9月号 |
---|---|
ITEM CODE | OPT200709-f~OPT200709-m |
PRICE | 1,395~16,744 円(税込) |