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【特集1】:ケーブル技術ショー 2013プレヴュー
伝送設備を更新するタイミングが迫ってきたことでリプレイスを検討しているCATV事業者は多い。特に、通信キャリアや電力キャリアが打ち出している低廉な光サービスとの競争が激しいエリアでは、技術的なロジックや北米のトレンドよりも「光サービスを提供する」というキーワードを加入者に提示できるか否かが事業継続を左右する重要な要素となっており、リプレイスの決断に焦眉の急を要する状況となっている。
本特集では、7月30日~31日に東京国際フォーラムで開催される「ケーブル技術ショー2013」の出展社を取材した。各出展社の話を纏めると「FTTH化のご注文、お引き合いが予測以上に多い。1990年や2000年のリプレイス時のような状況だ。今後2,3年がピークと見ている」となる。
FTTH化のトレンドは、集合住宅の光化、ネットワーク網の二重化・強靭化。誌面ではこれらのソリューションを中心に、高密度実装を実現したGE-PON ONU、各社が提案するRFoGシステム、加入者の解約防止に寄与するCATV網の監視システム、デジタル自主放送、光配線に役立つ機器、分配可能数を増やすことで設備コストを削減したV-ONUなど、最新のソリューション、製品をピックアップした。
【特別寄稿】:半導体光増幅器市場展望
By Stephen Montgomery,ElectroniCast Consultants
ElectroniCastは、光通信で選択的に利用される半導体光増幅器(SOAs)の世界市場分析と予測を発表した。
●地上デジタル放送の異常伝播(CATV局現場からのレポート)
豊島ケーブルネットワーク 技術部長 上山裕史
1.はじめに
CATV局は地上デジタル放送の再送信を行っている。再送信とは受信した地上デジタル放送の番組に改変を加えず、FTTxやHFC(光ファイバ・同軸ハイブリッド)ネットワークに送出することである。時間差をおかず蓄積せずに送出することを同時再送信という。今回は地上デジタル放送の受信でまれに起こる電波伝搬の異常にフォーカスして紹介する。
他、2.フェージング 3.飛込み障害 についてレポートした。
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ITEM CODE | OPT201308-f~OPT201308-m |
PRICE | 1,395~16,744 円(税込) |