OPTCOM 2010年5月号
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【特集Part1】Interop直前データセンタプレイヤーの斬新な提案
オープンオートメーションネットワーク
Interop Tokyoは、6月7日～11日の日程で開催される。これに先だって、4月最終週にInterop LasVegasが開催された。両方のInteropeで、共通して今年のテーマとして掲げているのはクラウドコンピューティング、仮想化、グリーンIT、データセンタ、VoIP&ユニファイドコミュニケーションズ、セキュリティ。中でも「クラウドコンピューティング」はコンファランスのポピュラーなテーマとなっており、Interop Tokyoの基調講演では8件(40%)がクラウド関連のプレゼンテーションとなっている。
クラウドコンピューティングがどの程度普及しているかについては、LasVegasではNetwork Instrumentsが展示会場で行った調査結果が発表されている。それによると、回答者の4割がクラウドサービスを利用していることになっている。ただし、課題も少なくない。
課題とは何か。Interop LasVegas前に来日したForce10のStephen Garrison氏によると、クラウドの前段階、仮想化で、仮想マシーンが50～100になると、自分のデータがどこにあり、誰がコントロールしているか分からなくなると言う。さらにクラウドの段階になると、自動化なしではオペレーションが難しい、と指摘している。
同氏によると、現状からいきなりクラウド・コンピューティングに移行するわけではない。クラウドに仮想化が先行する。さらにその前に、物理的なコンソリデーション(統合化)が行われる。
上に見た「今年のテーマ」では、クラウドコンピューティングと併せて、グリーンIT、データセンタが取り上げられていたが、これは物理的に統合化が進めば、当然のことながら、高密度化が進む。ラック1台あたりに搭載されるサーバの数も増える。しかし、従来設計では、電源容量が不足する、あるいはクーリング機能が追いつかない、などの問題が顕在化する。
以下では、物理インフラストラクチャの問題とそれへの対処について、代表的なインフラベンダに現状を聞いた。
また、オートメーションという視点では、Force10のアプローチを紹介する。加えて、LasVegasの話題を2、3拾った。クラウドコンピューティング部門、Best of InteropアワードはIBM(Smart Business Development & Test)が受賞している。
【特集Part2】クラウドコンピューティングEXPO/グリーンIT EXPOプレビュー
クラウドに対する各社の取り組み
5月12日から14日の3日間、東京ビッグサイトにて「第1回クラウドコンピューティングEXPO(クラウドジャパン)」および「第2回グリーンIT EXPO」が開催される(主催:リード エグジビション ジャパン)。
同時期として「第19回 ソフトウェア開発環境展」、「第15回 データウェアハウス&CRM EXPO」、「第13回 組込みシステム開発技術展」、「第7回 情報セキュリティEXPO」、「第5回 RFIDソリューションEXPO」、「第4回 ダイレクトマーケティングEXPO」、「第4回 Web&モバイルマーケティングEXPO」と多数の展示会が企画されており、先の2つと併せて1,450社の出展が予定されている。東京ビッグサイトの全館を使ったこのイベントを訪れれば、IT業界の最新動向を知ることができるだろう。
今年から開催されるクラウドコンピューティングEXPO、“クラウドコンピューティングに関するあらゆる製品・サービスが一堂に集結”をコンセプトとしている。リード社によると「“第2回の開催を来年まで待てない”、“年内にもう一度、クラウド関連の製品を一堂に比較・検討できる場を設けてほしい”とのことで、急遽、今年秋に第2回の開催を決定したという。
また、省電力型・環境対応型のIT製品・ソリューションが一堂に会するグリーンIT EXPOでは、データセンタおよびエンタープライズにおけるIT機器の運用コスト最適化を実現する製品、ソリューションを見ることができる。
今回の特集では、クラウドコンピューティングEXPOと、グリーンIT EXPOのプレビューをお届けする。
【特集Part3】2010電設工業展 誌上展示
5月26～28日の3日間、2010電設工業展が開催される。場所はインテックス大阪4・5号館。今年のテーマは「進めようエコライフ!はぐくもう快適環境!」。
主催は社団法人日本電設工業協会。174社もの全国各地のメーカーや販売業者が電気設備用機器、資材、工具などの多種多様な新製品を展示する。ここでは、そのなかからOPTCOM編集部が厳選した5社の出展内容についてみていこう。
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| ITEM NAME | OPTCOM 2010年5月号 |
|---|---|
| ITEM CODE | OPT201005-f～OPT201005-m |
| PRICE | 1,395～16,744 円（税込） |
商品詳細
