【特集】:『FOE2015セミナー企画委員インタビュー』
日欧の主要キャリア・ベンダーが語るネットワーク戦略
NTTエレクトロニクス株式会社
萩本 和男氏
ICTの進展は今後、ネットワークオペレータだけでなく、利用者にも大きな変革をもたらすと見られている。技術的には、SDN、NFV、クラウド、オーケストレーション、モバイルと有線との融合などで、ネットワークの運用も投資動向も変わって行くと予想されている。
また、利用者にとっても身近なところでは、ネットワークにつながる端末も含めて、ICTから多くの価値を引き出せるようになる。社会的にも、ICTを利用するのは人だけでなく、Internet of Everything(IoE)と言われるように、あらゆるもの、産業がICTに関わり、利用することで発展していくようになると考えられている。
講演では、こうした見方をベースにして、ネットワーク利用を包括的な視点で紹介することになる。
他、10名によるFOE2015セミナー企画委員インタビューをレポートしました。
【特別寄稿】:『光アイソレータ市場予測』
By Stephen Montgomery,ElectroniCast Consultants
ElectroniCastは、この調査の予測期間を通じてファイバオプティクス世界市場の力強い成長を予測している。光アイソレータの場合、光通信用途に後押しされて、年に10.4%、2桁成長を予測している。光アイソレータは、光通信コンポーネント市場の重要な指標となる。
通信メトロ/アクセスへの光ファイバ導入、帯域需要の急速な増加に対処するための継続的なネットワークアップグレード要求、光ファイバネットワークのモニタリングやテスト要求が光アイソレータの堅調需要の原動力となる。
アイソレータは光を順方向に通し、逆方向の光を阻止する。医療、産業、研究用のレーザで、光学損傷やノイズとなる反射ビームを阻止する重要光コンポーネントと考えらている。また、通信用光増幅器でデバイスの寿命を延ばし、伝送品質向上のためにも使用される。
次の10年、光アンプの全ての原価要素は、生産量の増加にともなって下落する。コンポーネント価格、特にレーザダイオードモジュールの価格は下落する。関連コンポーネント(アイソレータ/WDM/タップカプラ)の集積度向上により、最終アセンブリコストが低下する。ゲインブロックあたりの励起レーザダイオードの数が増加するのは、DWDMの増加に起因する。また、励起レーザダイオードの数の増加にともない、カプラや特殊ファイバの利用も増える。
他、集積/ハイブリッドコンポーネント についてレポートした。
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ITEM CODE | OPT201504-m |
PRICE | 1,395 円(税込) |