化学装置 2014年10月号

ホーム > 化学装置 > バックナンバー 2014年 > 化学装置 2014年10月号

【見どころ】10月号では、特集Ⅰは、『新エネルギー産業で活躍する化学技術』を企画し、ここでは、バイオマス、地熱、風力、等で活躍する化学技術などを紹介。また、特集Ⅱでは、『2014年化粧品の市場動向を探る』を企画し、“第5回 化粧品開発展「COSME Tech 」”に併せ、その見どころ・参加企業リストおよび、同市場の動向などを紹介。


【特集Ⅰ】新エネルギー産業で活躍する化学技術



導入加速化する再生可能エネルギー

惠谷資源循環研究所 惠谷 浩

高出力小型レンズ風車を活かした複合的発電システム

九州大学 烏谷 隆

地中熱ヒートポンプシステムとその導入効果例

地中熱利用促進協会 笹田 政克

廃食用油を原料とするバイオディーゼル燃料化への課題と対策

エプシロン 丹羽 忠夫

【一本記事】


羽根の無い遠心式撹拌機と適用事例

IPMS  富岡 康充

【巻頭言】


今後の『化学工学』の方向性

東京工業大学 Wiwut Tanthapanichakoon氏

○技術トピックス○


木質ペレットガス化熱電併給装置

三洋貿易

粉粒体紫外線殺菌システム

三菱化学エンジニアリング

【特集Ⅱ】2014年化粧品の市場動向を探る



“第5回化粧品開発展「COSME Tech」”の見どころ・特長・参加企業リスト

編 集 部

グローバルな化粧品トレンドに貢献する革新的なシリコーンソリューション

東レ・ダウコーニング 小川 広視

【連 載】


新化学化時代 遷移金属Pdの触媒メカニズム

環境・エネルギー化学アドバイザー 村田 逞詮

地球環境とバイオリアクター -基礎から応用まで-

近畿大学 鈴木 高広

実務に役立つ蒸留トレイ(棚段)の基礎(続)〔2〕(上)

蒸溜トレイ製造 田村 勝典

スペクトルと分子構造

名古屋市立大学 齋藤 勝裕

技術者のための創造力開発講座

飯田教育総合研究所 飯田 清人

粉体プロセス組み立ての留意点

フルード工業 小波 盛佳

環境改善・環境経営ベストモデル構築による事業グリーン
イノベーションへの取り組み

露木生産技術研究所 露木 崇夫

プラントエンジニアリング・メモ

エプシロン 南 一郎

安全談話室

化学工学会 SCE・Net 安全研究会


そのほか、P&PInfo.,情報ファイル,セミナー情報,コラムなど。


■今月号の見所
ユニークな撹拌技術の理論を紹介しているのが、今月号1本記事の『羽根の無い遠心式撹拌機と適用例』((株)IPMSの富岡泰充氏)である。
氏曰く“最近の撹拌技術の流れ―撹拌技術における課題と展望”の項目では、「撹拌機は食品・工業分野等、主に異種流体(物質)を均一に混合するために使用されている。一般的な撹拌機では、羽根を有する撹拌体を高速回転させることで流体を撹拌し混合を行う。このような撹拌機は一般的に、汎用性が高く、短時間での均一化が可能であるという特徴を持つ。しかし、羽根を用いた撹拌機の場合、特に高速回転時においては、羽根先端でのせん断やキャビテーションの発生による流体への影響の恐れがある。そのため、対象流体によっては、運転が制限される。また、周囲への流体の飛散や、羽根自身の損傷および、羽根による撹拌層内壁の切削による金属くずの混入や、回転抵抗による高消費電力が問題になっている。これまで、撹拌機に関する研究については、混合性の評価や、数値解析による評価、また新規撹拌機の開発など、最近でも活発に行われているものの、基本的には羽根を有する形式のものがほとんどである。これは、羽根を有さない場合、撹拌性能が著しく低下することに起因していると考えられる。一方、これらの問題を解決するために、現在、遠心力を利用した、羽根を有さない形式の撹拌機『エムレボ』の製品化が行われている。羽根がない場合、せん断やキャビテーションによる流体への影響が少ないことや、構造を比較的簡単にすることが可能なため、損傷が少なく維持・管理が容易であること、また、飛散が少ない、省エネルギーなどの効果が期待される。」と力説している。
従来の羽根式との撹拌性能が一覧表として、また経済性、各分野での市場性などが適用例加味した形で、取り上げられている(乞うご一読を)。




※ 定期購読お申し込み後の購読契約は自動継続となります。
※ 海外からのご注文は別途、為替手数料がかかります。


FAX送信にてお申し込みをされる方はこちらのPDFファイルを印刷してご利用ください。
※Adobeアクロバットリーダーがインストールされている必要があります。
※クレジット決済ご希望の方は
こちら(富士山マガジンサービス)よりお申込み下さい。
(但し、国内ご契約のみとなります。)


1部:1,848円 (税込)※別途送料200円
定期購読一年:22,176円 (税・送料込み)

ITEM NAME 化学装置 2014年10月号
ITEM CODE PAP201410-f~PAP201410-m
PRICE 1,848~22,176 円(税込)
ご購読条件を選択下さい。
部数

ADD TO CART - カートに入れる

商品詳細