化学装置 2014年1月号

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【特集】開発型企業2014年「新事業戦略と技術展開」


【総 論】


新技術開発におけるエンジニアリング会社と大学や化学プラントユーザーおよび装置メーカーとの協業

エプシロン 南 一郎

【各 論】


開発型企業の新事業展開と技術展開=(順不同)=

①千代田化工建設・細野恭士,
②日清エンジニアリング・山田幸良,
③佐竹化学機械工業・西岡光利,
④ニクニ・大崎荘一郎,
⑤神鋼環境ソリューション・髙橋正光,
⑥兵神装備・市田邦洋,
⑦カワタ・白井英徳,
⑧アシザワ・ファインテック・芦澤直太郎,
⑨菊水製作所・島田啓司,
⑩日空工業・前田剛介,
⑪日機装・佐藤浩二,
⑫綜研テクニックス・御手洗寿雄,
⑬ユニテク・阪野 昇 ,
⑭エイブル・吉村敏機,
⑮三進製作所・柳下幸一。

【特設記事】


持続可能性志向のプロセス工学
-システム工学再考とP2M概念の適用、企業経営におけるプロセス工学の位置づけ等-

筑波大学 梅田 富雄

【新連載】


技術経営の倫理とリスクマネジメント

(元)花王 美濃 順亮

【新化学化時代】


CO2還元アルコール化法による“キーテクノロジー”

環境・エネルギー化学アドバイザー 村田 逞詮

【連載】


粉体プロセス組み立ての留意点

フルード工業 小波 盛佳

撹拌装置・撹拌インペラの最適設計

佐竹化学機械工業 加藤 好一

図解 化学装置

東洋大学 川瀬 義矩

知っておきたい微粒子をめぐる世界

種谷技術士事務所 種谷 真一

化粧品の材料設計-基礎から応用まで-
近畿大学 鈴木 高広

プラントエンジニアリング・メモ
エプシロン 南 一郎

安全談話室
化学工学会 SCE‐ Net委員会


■今月号の見所
【見所①】今月号から短期集中連載『技術経営の倫理とリスクマネジメント』がスタートする。筆者は元花王の取締役であり、元京都光華女子大学短期大学部学部長の美濃順亮氏。氏曰く、“「倫理」とは何か。明治初期における輸入概念であることからか、日本ではかならずしも正しく人口に膾炙されている概念とは思えない。”(「はじめに」より)とまず、問題提起することから始まっている。
第1回目は、「1.企業倫理 」を中心に、その実相に関して報道を基に考証を行っている。-―企業の活動・行為を律する規範に「法」「道徳」「慣習」「倫理」「信」がある。「法」については明文化された規範であり、「企業コンプライアンス」として論じられ、いずれの企業も企業活動において前提となる行動指針の一つとして宣言・明文化している(したがって、本稿では触れない。としている。)最近、「モラル・ハザード」が議論されることが多くなった。なぜこのように「モラル・ハザード」が問題となったかについても実例を持って考証したい(以下略;詳細は本文をご参照下さい)―。
【見所②】特集について。
総論では、バイオエネルギーを中心とした事例を取り上げて、「バイオプロピレン製造装置」の研究・開発について紹介がなされている(エプシロン社長・南一郎氏)。氏曰く、この製造装置は「NEDOを核としての“産・官・学”のナショナル・プロジェクト(PJ)であり、原料は、(枯渇を気にせず導入できる)バイオエタノールがベースになっている」「パイロットプラントからスケールアップをクリアして、本格的な商業装置に移行している」と指摘している。また、各論の“開発型企業”では、15社から参画をいただいている。こちらでの“新事業戦略”欄だけを拝読していても、文中の随所から日本のモノづくりを元気にしてくれる力強い言葉が、数多く記述されている(詳細は本文をご参照下さい)。




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