■今月号の見所
特集:牧野祐治氏曰く、
1.省エネの必要性:日本の温暖化防止対策、日本のエネルギ-消費の現状、省エネの推進等
2.省エネの進め方:省エネを進めるための手順、(エネルギー管理体制の確立、エネルギー使用実態の把握、長短のサイクル)
3.製造業における省エネの具体策等
4.環境・省エネに関する規制
5.省エネに関する支援制度等
6.最近の動き
等に関してを11頁にわたり詳説している。特に、環境・省エネに関する規制の項では、"省エネ法、温対法、環境確保条例"の比較一覧があり、紙媒体ならではのメリットが出ていると思われる(小型のiPAD等では何回ものスクロールしていかないと読み取れないかと思われるから)。
特集:小泉智善氏曰く、化学装置での新プロセスを構築するための心構えを強く訴えている。 ここでは、"イノベ―ション・プログラム"の導入・実践が、非常に大切であることを強調している。すなわち、化学装置の開発現場で、真に必要なイノベ―ションを計画的に、組織的に実現するためには「プログラム」の考え方が必須であることを提言。
したがって、このことの理解を深めるために、「プログラムの導入手順とその実践」や「工場現場での省資源・省エネの成果の出し方・アイディアの出し方」等に関して、具体的な手順を表を多く駆使して解説がなされている。
この他の特集:化学プラントの用途に適している、新型冷凍技術;高効率で、省エネ性の高い冷凍機の話題「新型アンモニアチラー」(日本熱源システム)や、化学プラントの防爆照明について、省エネ・安全性の両立を図って照明技術の話題(星和電機)を取り上げた。
特集以外:大型プラントと自然災害(宮入裕夫氏)、化学製造装置での静電気対策(泉房男氏)、粉体微粒子の話題2題(鈴木高広氏、種谷真一氏)等。
プラント&プロセスに興味を抱く方々にとっては、大収穫が期待できる記事で満載である。
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ITEM NAME | 化学装置 2012年12月号 |
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ITEM CODE | PAP201212-f~PAP201212-m |
PRICE | 1,848~22,176 円(税込) |